詩に天使が出てきたら、またかと思うだろうか。でも、それはしかたない。天使は紛うことなくわたしたちのことなのだから。
    
なにがそんなに許しがたかったのか、忘れちゃった。わたしもあなたも、もう間もなく寿命が尽きるひとも、だれもが完璧になる途中で、それでいて完全体なんだ。
    
わたしはニセモノの本好きだと思うときがある。ニセモノの本好き、ニセモノのロックンロール。

    
ずっと誰かに選ばれたくて待っていた気がするけど、わたしは選ぶほうが得意で、すべて自分の手で選び取っていく時なのだと気付いてきた。
    
短歌は水、川柳は風。
    
定形は受動的に、自由詩は能動的に書くような気がする。それは星占いの男性星座と女性星座のように。

どちらにせよ、言葉はじぶんのものではないけれど。
    
みんなが好きなものをわたしも好きになりやすいけど、わたしの話をするとあまりみんなにわかってもらうことはできない。
    

or 管理画面へ