短歌は水、川柳は風。
    
定形は受動的に、自由詩は能動的に書くような気がする。それは星占いの男性星座と女性星座のように。

どちらにせよ、言葉はじぶんのものではないけれど。
    
みんなが好きなものをわたしも好きになりやすいけど、わたしの話をするとあまりみんなにわかってもらうことはできない。
    
ここで発表したものは、胸を張って自作と言えたらいいのに。未発表のストックを増やすとか、そういうことを気にせずに、できた瞬間発表できるようになることを目標に活動している。
    
物語にしたいくらいの長さを短歌のまとまりに込めなければならず、短歌にしたかった気持ちをきれいに排除して川柳に、川柳にならなかったことばはただの感嘆符となって口からたまにこぼれる。
    
口数がどんどん減っていって、57577も言うことがない。17音しか話せなくなって、でも逆に口数は増えているのかもしれない。
    
おにぎりにするとおいしくなくなるふりかけ、おにぎりにするとおいしくなるふりかけ。
    

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